Travel Taipei

オガワナホ

台北の好きなっところ。

台北をはじめて訪れたのは2007年。まだ寒かった東京から、暖かい台北へ抜け出しました。故宮博物館で白菜の小ささにおどろいたり、鼎泰豐で小籠包を食べ、マンゴかき氷を食べ、毎日フットマッサージ……というザ・観光を全部やってみました。

どこか懐かしくて、ゆっくりとした時間を感じ、人々の応対もやわらかで暖かくてとても落ち着きましたが、台北でできる事を短期間で詰め込みすぎた感があり、それからしばらくご無沙汰していました。

久しぶりに台北に行こうと計画したのは2011年。ニューヨークで知り会った台湾の友人が帰国したと連絡をもらったからでした。しかし、直前に東日本大震災がおきました。台北出発の3日前でした。余震は続いているし、自分の国が大変なときにとても旅する気持ちにはなれずやむなく延期することに。台湾が日本にたくさんの義援金を送ってくれたとニュースで知り感謝の気持ちでいっぱいになりました。その感謝を伝える旅として、遠くない未来にまた絶対行こうと心に決めました。

そして同年初夏、ようやく再訪することができたのでした。友人のおかげで、小さな本屋さん、ギャラリー、コーヒーショップなど新しい台北をみることができ、クリエイティブな人たちのエネルギーを感じました。ここ数年は、さらにご縁がつながりお仕事も増え、1年に何度も訪れるようになりました。街が変わる様子もどんどん早くなり、毎回わくわくしながら見ています。特に最近はライフスタイルブーム。台湾独自の伝統的な文化も見直しつつ、日々をたのしく豊かにくらしていこうと意識が感じられます。

台北には行く度に新しい発見があります。心根のやさしい人々、泣けるほどおいしいごはん、懐かしさの残る古き良きもの。そこに入り交じる新しい流れ。東京に比べて、ゆっくりと流れる時間。旅に出て、知らない街を歩いたり、美術館や本屋さんに入ったり、カフェでスケッチブックを片手にぼんやりとしていると突然アイデアが降りてきたりすることがあるような気がします。最近では台北にインスピレーションの旅として行く事にしています。